海外事情[米国FDIC:基金の概況]

2017年3月8日

米国FDIC:預金保険基金の概況(2016年第4四半期末)

2017年2月28日、米国連邦預金保険公社(Federal Deposit Insurance Corporation、以下「FDIC」)は2016年第4四半期の”Quarterly Banking Profile”(以下「QBP」(*1))において、預金保険基金(Deposit Insurance Fund、以下「DIF」)の概況等を公表した(注1)。

2016年第4四半期末、FDICのDIF残高は前四半期末比約25億ドル増加して832億ドルとなった。積立比率(*2)も前四半期末比0.02%増加して1.20%となった。(推移は下図参照)
  • DIF残高は2009年第4四半期末の▲209億ドル、積立比率は同四半期末の▲0.39%をボトムとして、28四半期連続の増加となった。
第4四半期中、金融機関の破綻はなく、65件の合併が実施された。FDICにリポートする金融機関数は、5,980から5,913 に減少した。
  • 問題先リスト(Problem List)の金融機関 (Problem Institutions)(*3)の数は、前四半期末比9減少して123となり、2008年第3四半期以降の最低に達した。
   (*1)  FDICは四半期ごとに対象金融機関の業況及びDIFの状況等についてQBPを公表している。
   (*2)  推定付保預金に対するDIFの比率。
   (*3)
  • FDICが個別の対象金融機関に対して行うレイティング(5段階評価で、1が最高評価)で、4および5と評価される金融機関 。
DIF残高と積立比率

(資料)FDIC、QBPに基づき作成

[参考]

(注1) 原資料については、Quarterly Banking Profile (Fourth Quarter 2016) をご覧ください。

以上


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