国民銀行の営業譲渡に係る基本合意について

平成12年1月11日
預金保険機構
理事長 松田昇

理事長談話
(国民銀行の営業譲渡に係る基本合意について)

被管理金融機関国民銀行の譲渡先については、かねてより金融整理管財人である田知本 章(たちもと あきら)公認会計士、松嶋 英機(まつしま ひでき)弁護士、預金保険機構の3者が協同して、選定に努めてきたところである。この間、金融再生法の趣旨に則って、公的負担の極小化、金融安定化等への貢献、選定手続きの公平性・透明性等に配慮しつつ選定を行った結果、本日、同行の営業譲渡について、金融再生委員会の了解の下、八千代銀行との間で基本合意書を締結した。

当機構としては、今後、この基本合意に基づき、他の金融整理管財人とも協力して、八千代銀行との間で、金融再生法の趣旨、目的等を踏まえつつ、営業譲渡契約の可及的速やかな締結に向けて最大限の努力をするとともに、今後営業譲渡の実施に伴って必要となる資金援助に係る所要の準備等にも万全を期して参りたい。

ページトップへ戻る