日本長期信用銀行の株式の売却に係る覚書の締結について

平成11年9月28日
預金保険機構

理事長談話
(日本長期信用銀行の株式の売却に係る覚書の締結について)

預金保険機構は、本日、金融再生委員会において、同委員会より、特別公的管理銀行である株式会社日本長期信用銀行(以下「長銀」という。)の株式の売却について、ニュー・LTCB・パートナーズ・シービー(米国のリップルウッドホールディングスLLCが中心となって組成した投資コンソーシアム。以下「パートナーズ社」という。)を最優先交渉先として決定した旨の伝達を受けたこと等から、当機構(売主)、パートナーズ社(買主)及び長銀の三者において覚書を締結した。

この覚書は、原則として平成11年11月30日までの間、当機構がパートナーズ社のみを相手として、長銀の株式の売却に係る基本合意書の可及的速やかな締結に向けて、誠実に交渉すること等を内容とするものである。

当機構としては、この覚書に基づき、金融再生委員会の全面的な支援の下、パートナーズ社と交渉を開始し、金融再生法の趣旨、目的等を踏まえつつ、基本合意書の可及的速やかな締結に向けて最大限の努力をする所存である。

以上

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