金融機能強化法に基づく全国信用協同組合連合会（ぐんまみらい信用組合）からの信託受益権の買取りについて

金融機能強化法に定める金融組織再編成に係る全国信用協同組合連合会（協同組織中央金融機関）の申込みを受けて、去る11月14日、金融庁において、東群馬信用組合（群馬県伊勢崎市）及びかみつけ信用組合（群馬県高崎市）の合併信用組合であるぐんまみらい信用組合（群馬県高崎市）に対する資本増強が決定されたところです。

上記の決定を受けて、本日、整理回収機構が、信託受益権（全国信用協同組合連合会がぐんまみらい信用組合から引受けた優先出資を原債権とするもの）のうち優先受益権を買取り、ぐんまみらい信用組合への国の資本参加を実行しました。

当該優先受益権の買取りによる国の資本参加は、ぐんまみらい信用組合が、地域の中小規模事業者等に対してこれまで以上に円滑な金融仲介機能を将来にわたって継続的かつ安定的に実施していくことを目的とするものです。

金融機能強化法に基づく資本参加に係る業務は、当機構の重要な責務の一つであり、今後とも、関係当局と密接に連携しつつ、この業務を確実かつ円滑に実施してまいります。

なお、当該信託受益権の概要は、以下のとおりです。