金融機能強化法に基づく信託受益権の買取りについて

金融機能強化法（協同組織金融機関向け震災特例）に基づく信金中央金庫（協同組織中央金融機関）の申込みを受けて、去る2月2日、宮古信用金庫（岩手県宮古市）、気仙沼信用金庫（宮城県気仙沼市）、石巻信用金庫（宮城県石巻市）及びあぶくま信用金庫（福島県南相馬市）に対する資本増強が決定されたところです。

上記の決定を受けて、本日、整理回収機構が、信託受益権（信金中央金庫が各信用金庫から引受けた優先出資を原債権とするもの）を買取り、各信用金庫への国の資本参加を実行しました。

今回の国の資本参加は、各信用金庫が、金融仲介機能の一層の強化を図り、地域に根差した金融機関として、震災からの復興に継続的に貢献していくためのものであり、当機構の重要な責務の一つであると考えております。

今後とも、関係当局と密接に連携しつつ、資本参加に係る業務を確実かつ円滑に実施してまいります。

なお、当該信託受益権の概要は、以下のとおりです。