平成18年11月6日
預金保険機構
理事長談話
(優先株式の処分について)
1. |
去る10月13日、株式会社あおぞら銀行から、金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律に基づき整理回収機構が保有する下記優先株式について、取得請求権の行使及び同社より交付される普通株式売出しの申出があった。 |
2. |
当機構としては、平成17年10月に公表した「資本増強のために引受け等を行った優先株式等の処分に係る当面の対応について」(「当面の対応」)に基づき検討したところ、特段の問題が認められないことからこれを受け入れ、普通株式売出しを実施することとしてきたところである。 |
3. |
今般、主幹事証券会社より売出価格等の条件が提示されたことを受け、最終的に「当面の対応」の判断基準である
の観点から見て特段の問題がないことを確認の上、本日、整理回収機構の取得請求権の行使及び処分の承認申請に対して承認を行ったところである。 |
記
○ 対象優先株式の概要
名称 | 株式会社あおぞら銀行第五回優先株式 |
発行総額 | 2,600.001億円 |
当初発行株式数 | 866,667,000株 |
当初発行価額相当額 | 1株につき300円 |
現保有額 | 2,600.001億円 |
現保有株式数 | 433,333,500株 |
○ 取得請求権行使の概要
取得請求総額 | 1,047.204億円 |
取得請求する優先株式数 | 174,534,000株 |
取得価額 | 450円 |
取得請求により交付される 普通株式数 |
232,712,000株 |
○ 売出しの概要
売出対象株式 | 株式会社あおぞら銀行普通株式 |
売出株式数 | 232,712,000株(注) |
売出価格 | 1株につき570円 |
売出価格の総額 | 132,645,840,000円 |
申込期間 | 平成18年11月7日から同年11月9日まで |
受渡期日 | 平成18年11月14日 |
(注) | 本件売出しには、整理回収機構以外にも他の売出人が存在します。他の売出人と合わせた売出株式数は合計で666,613,000株(国内売出し:349,499,000株、海外売出し:317,114,000株)です(オーバーアロットメントによる売出しを含む。)。 |
問い合わせ先
預金保険機構 金融再生部
TEL 03-3212-6020
この文書は、株式会社あおぞら銀行株式の売出しに関して一般に公開するためのものであり、投資勧誘を目的に作成されたものではありません。あおぞら銀行株式の売出しに応募される際は、必ずあおぞら銀行が作成する「株式売出目論見書」(及び訂正事項分)をご覧いただいた上で、投資家ご自身の判断で行うようお願いいたします。またこの文書は、米国における証券の募集を構成するものではありません。上述の証券は1933年米国証券法に従って登録がなされたものでも、また今後登録がなされるものでもなく、1933年米国証券法に基づいて証券の登録を行うか又は登録の免除を受ける場合を除き、米国において証券の募集又は販売を行うことは許されません。なお、本件においては米国における証券の公募は行われません。