八千代銀行優先株式の処分について

平成18年3月17日
預金保険機構

理事長談話

(優先株式の処分について)

1.

今般、八千代銀行から、金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律(早期健全化法)に基づき、整理回収機構が保有する優先株式について、同行の指定する第三者への売却の申出があった。

2.

当該申出については、当機構が平成17年10月に公表した「資本増強のために引受け等を行った優先株式等の処分に係る当面の対応について」に基づき検討したところ、

  • 国民負担の回避
  • 金融システムの安定性
  • 金融機関の経営の健全性
の観点から見て特段の問題が認められないことから、早期健全化法で求められている早期処分の原則に基づき、これに応ずることが適当と判断し、本日、整理回収機構の処分の承認申請に対して承認を行った 。

優先株式及び処分の概要
名称 八千代銀行第一回優先株式
発行総額 350億円
発行株式数 35,000株
発行価額 1株につき100万円
売却株式数 35,000株
処分価額 1株につき1,144,800円
処分総数 40,068,000,000円
処分予定日 平成18年3月24日
売却先 住友信託銀行

以上

問合せ先

預金保険機構 金融再生部
TEL 03-3212-6020

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