平成12年1月20日
預金保険機構
理事長談話
(公的資金の返済申出に対する当面の対応について)
○ 預金保険機構は、別添のとおり「公的資金の返済申出に対する当面の対応について」を作成し、本日、金融再生委員会の了承が得られたので公表する。
○ 当機構としては、銀行側から資本注入された公的資金を返済したいとの申出がなされた場合には、この方針に基づき、[1]銀行経営の健全性、[2]金融システムの安定性、[3]国民負担の回避といった観点から検討し、特段の問題がない場合には、基本的に法律で要請されている早期処分の原則に基づき適切に対応していく所存である。
○ なお、現在既に東京三菱銀行からなされている返済申出については、この方針により検討を行い、早期に結論を出すこととしたい。