米国金融機関の破綻件数(2012年)

2013年1月9日

概要

  • 2012年の米国における破綻金融機関数は51件。(2011年の破綻件数92件に比べ大幅に減少)。
  • 4件のPayout以外は、全預金承継P&A-Aによる処理方法(預金者の損失負担なし)が選択された。

1.処理方法について
「P&A」はPurchase and Assumption(資産負債承継)の略。うち「P&A-A」は承継金融機関が破綻金融機関の全預金(All Deposits)を承継する方式。「P&A-I」は承継金融機関が破綻金融機関の付保預金(預金保険により保護される預金)のみを承継する方式。
「Payout」は破綻金融機関を清算し、預金者に付保預金を払戻す方式。(Deposit Insurance National Bank(DINB)による一時的な取引スキームを含む。)

2.ロス・シェア
「ロス・シェア」契約とは、P&Aにより承継金融機関が買取った資産から将来生じる損失について、一定期間、一定の割合をFDICが負担する契約。「○」はロス・シェア契約が適用されていること、「×」は適用されていないことを表す。

3.プレミアム
「プレミアム」は承継金融機関が預金を承継する際に、FDICに対して支払うプレミアムのこと。


米国における金融機関破綻件数の推移

(件/年)
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年
0 0 3 25 140 157 92 51
2012年における月別破綻処理件数
(件/月)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
7 4 5 6 2 7 8 1 3 4 3 1 51
2012年の破綻処理方式別件数
方式 件数
Payout 4
付保預金移転 0
P&A-I(付保預金のみ) 0 P&A-A(全預金)のうち
P&A-A(全預金) 47 ロス・シェア付 20
合計 51 ロス・シェア無 27
[参考]2011年
方式 件数
Payout 2
付保預金移転 0
P&A-I(付保預金のみ) 0 P&A-A(全預金)のうち
P&A-A(全預金) 90 ロス・シェア付 59
合計 92 ロス・シェア無 31

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