海外事情[米国FDIC:基金の概況]

2017年9月1日

米国FDIC:預金保険基金の概況(2017年第2四半期末)

2017年8月22日、米国連邦預金保険公社(Federal Deposit Insurance Corporation、以下「FDIC」)は2017年第2四半期の”Quarterly Banking Profile”(以下「QBP」(*1))において、預金保険基金(Deposit Insurance Fund、以下「DIF」)の概況等を公表した(注)。

2017年第2四半期末、FDICのDIF残高は前四半期末比約27億ドル増加して876億ドルに達し、2009年第4四半期末の▲209億ドルをボトムとして30四半期連続の増加となった。積立比率(*2)は、前四半期末の1.20%から1.24%に上昇した。(推移は下図参照)
第2四半期中、3件の金融機関が破綻し、62件の合併があった。FDICにリポートする金融機関数は、5,856から5,787に減少した。
問題先リスト(Problem List)の金融機関 (Problem Institutions)(*3)の数は、前四半期末比7減少して105となり、2008年第1四半期末以降の最低となった。
   (*1)  FDICは四半期ごとに対象金融機関の業況及びDIFの状況等についてQBPを公表している。
   (*2)  推定付保預金に対するDIFの比率。
   (*3) FDICが個別の対象金融機関に対して行うレイティング(5段階評価で、1が最高評価)で、4および5と評価される金融機関 。

(資料)FDIC、QBPに基づき作成

[参考]

  • FDICは、対象金融機関から保険料を徴収してDIFとして積み立てている。金融機関の破綻処理支出はDIFから支払われる。
  • FDICは対象金融機関の状況を把握し、将来の破綻処理に備えて引当金を計上している。
(注) 原資料については、Quarterly Banking Profile (Second Quarter 2017) をご覧ください。

以上

 

【ご注意】本資料は海外機関の公表資料に基づき作成されておりますが、当機構はその内容及び翻訳等の正確性等を保証するものではありません。

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