海外事情[米国FDIC:基金の概況]

2018年9月21日

米国FDIC:預金保険基金の概況(2018年第2四半期末)

米国連邦預金保険公社(Federal Deposit Insurance Corporation、以下「FDIC」)は、付保対象金融機関(以下「付保金融機関」)の業況や預金保険基金の状況等を内容とする四半期報告(Quarterly Banking Profile、以下「QBP」)を公表している。2018年8月23日、FDICは2018年第2四半期のQBPを公表した。

2018年第2四半期末現在、FDICの預金保険基金残高は前四半期末比約25億ドル増加して976億ドルとなり、2009年第4四半期末の▲209億ドルをボトムとして34四半期連続の増加となった。推定付保預金残高に対する預金保険基金残高の比率である積立比率は、前四半期末の1.30%から1.33%に上昇した。(推移は下図参照)
第2四半期中、付保金融機関の破綻はなかった。
FDICは個々の付保金融機関を5段階でレイティングし、4および5と評価した問題先付保金融機関(Problem institutions)の数を公表している。第2四半期中、問題先金融機関数は10減少して82となり、2007年第4四半期以降の最小となった。

預金保険基金残高と積立比率

(資料)FDIC、QBPに基づき作成

[参考]

  • FDICは、付保金融機関から保険料を徴収して預金保険基金として積立てている。付保金融機関の破綻処理支出は預金保険基金から支払われる。
  • FDICは付保金融機関の状況を把握し、将来の破綻処理に備えて引当金を計上している。
(注) 原資料については、Quarterly Banking Profile (Second Quarter 2018)をご覧ください。

以上

 

【ご注意】本資料は海外機関の公表資料に基づき作成されておりますが、当機構はその内容及び翻訳等の正確性等を保証するものではありません。

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