米国金融機関の破綻件数(2019年)

2020年1月30日

概要

  • 米国連邦預金保険公社(Federal Deposit Insurance Corporation)の付保対象金融機関の破綻は、2019年には4件あった。(2018年には破綻はなかった。)
  • 全て、P&Aによる処理方法が選択された。

1.処理方法について
「P&A」はPurchase and Assumption(資産負債承継)の略。うち「P&A-A」は承継金融機関が破綻金融機関の全預金(All Deposits)を承継する方式。「P&A-I」は承継金融機関が破綻金融機関の付保預金(預金保険により保護される預金)のみを承継する方式。
「Payout」は破綻金融機関を清算し、預金者に付保預金を払戻す方式。(Deposit Insurance National Bank(DINB)による一時的な取引スキームを含む。)

2.ロス・シェア
「ロス・シェア」契約とは、P&Aにより受皿金融機関が買取った資産から将来生じる損失について、一定期間、一定の割合をFDICが負担する契約。「○」はロス・シェア契約が適用されていること、「×」は適用されていないことを表す。

3.プレミアム
「プレミアム」は承継金融機関が預金を承継する際に、FDICに対して支払うプレミアムのこと。

 

米国における金融機関破綻件数の推移

(件/年)

2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
3 25 140 157 92 51 24 18 8 5 8 0 4

2019年における月別破綻処理件数 (件/月)

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
0 0 0 0 1 0 0 0 0 2 1 0 4
2019年の破綻処理方式別件数
方式 件数      
Payout 0      
付保預金移転 0      
P&A-I(付保預金のみ) 1   P&A-A(全預金)のうち
P&A-A(全預金) 3 ロス・シェア付 0
合計 4   ロス・シェア無 4
[参考]2018年
方式 件数      
Payout 0      
付保預金移転 0      
P&A-I(付保預金のみ) 0   P&A-A(全預金)のうち
P&A-A(全預金) 0 ロス・シェア付 0
合計 0   ロス・シェア無 0

ページトップへ戻る