第230回預金保険機構運営委員会議事要旨

議決日 : 平成24年4月27日(金)持ち回り開催

議決事項

1.株式会社整理回収機構との特定回収困難債権の管理及び処分に関する協定締結の件

  • 預金保険法の一部を改正する法律(平成23年法律第45号)の施行により、預金保険機構の業務として特定回収困難債権の買取・回収が付与されたことに伴い、同債権の買取・回収を整理回収機構に委託するため、預金保険機構と整理回収機構との間で特定回収困難債権の管理及び処分に関する協定を締結するものであり、金融庁長官及び財務大臣の認可後に締結・施行を予定している旨、往訪等にて説明。

  • 「議決事項(案)1.」について、運営委員会に対し、持ち回りで質問・意見を求めた上で審議を行い、原案どおりに議決された。

2.船橋信用金庫の係争案件確定に伴う東京東信用金庫に対する金銭の贈与の増額の件

  • 船橋信用金庫が出資金返還訴訟に敗訴したことに伴い、救済先である東京東信  用金庫から敗訴金等(116,990,196円)について贈与金の増額申込みがあり、内容を審査した結果、本件が類型案件に該当し、増額が必要と認められる旨、往訪等にて説明。

  • 「議決事項(案)2.」について、運営委員に対し、持ち回りで質問・意見を求めたうえで審議を行い、原案どおり議決された。

3.東京商銀信用組合の係争案件確定に伴うあすか信用組合に対する金銭の贈与の増額の件

  • 東京商銀信用組合に作成した預金について、相続に関連して救済先であるあすか信用組合が払戻請求の訴訟を提起されたが、原告が訴訟を取り下げたため実質勝訴となり、あすか信用組合から弁護士費用(219,995円)について贈与金の増額申込みがあり、内容を審査した結果、本件が類型案件に該当し、増額が必要と認められる旨、往訪等にて説明。

  • 「議決事項(案)3.」について、運営委員に対し、持ち回りで質問・意見を求めたうえで審議を行い、原案どおり議決された。

4.東京スター銀行による和解金支払いについての和解事前承認申請を承認する件

  • 東京相和銀行が実行した住宅ローンについて、保証・担保提供の不備により保証免責にあたるとして、救済先である東京スター銀行が保証会社から代位弁済金の返還を請求されている。東京スター銀行は、保証会社との関係上、訴訟での解決は難しく、交渉により当初の請求額から引き下げられたことから、和解により解決することを希望し、事前承認申請があり、内容を審査した結果、本件が類型案件に該当し、保証会社から訴訟が提起された場合に比べ和解を承認した方が費用最小化に資すると認められる旨、往訪等にて説明。

  • 「議決事項(案)4.」について、運営委員に対し、持ち回りで質問・意見を求めたうえで審議を行い、原案どおり議決された。

(注)類型案件とは、破綻金融機関に係る係争案件のうち、訴訟等が現実化する件数又は金額を予測することが困難な案件について、当初の資金援助を決定する運営委員会で、予め、類型、所謂パターンだけを議決し、その後、係争が顕在化し裁判等で損失額が確定した時点で、金銭の贈与の増額について運営委員会で議決を行うもの。

以上

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