第217回預金保険機構運営委員会議事要旨

日時 : 平成23年4月15日(金)16時00分~17時06分

議決事項

1.第二日本承継銀行による日本振興銀行の事業の一部譲受けに係る資金援助の件

  • 担当部長より、以下のとおり説明した。

    本件は、平成23年4月8日付で、破綻金融機関である日本振興銀行および救済金融機関である第二日本承継銀行から連名で(1)~(3)の内容の資金援助および衡平資金援助の申込みがあったことを受けて、事業譲渡が実施される日(平成23年4月25日)に申込みのとおりの資金援助を行うものである。

    (1) 資金援助の方法    第二日本承継銀行に対する金銭の贈与

    金銭の贈与額    104,050,703,507円

    当該贈与額は、第二日本承継銀行が事業譲受けにより承継する資産・負債に係る債務超過相当額等、事業譲渡に最低限必要な額であり、妥当と認められる。

    当該贈与額は、申込み時の見込計数により算定しているため、事業譲渡日時点における実績値の確定後に、所要の増減を後日開催する運営委員会に付議する。

    第二日本承継銀行が事業譲受けにより承継する付保預金に係る訴訟等の係争案件により被る損失を補てんするため、金銭贈与を増額できるようにする。

    (2) 資金援助の方法    日本振興銀行に対する金銭の贈与

    金銭の贈与額    65,597,572,837円

    当該贈与額は、第二日本承継銀行に対する事業譲渡により、日本振興銀行に残る再生債権の債権者に不利益が生じないようにするために必要な額であり、民事再生手続下で行われている本件破綻処理に必須のものである。

    当該贈与額は、(1)と同様に申込み時の見込計数により算定しているため、事業譲渡日時点における実績値の確定後に、所要の増減を後日開催する運営委員会に付議する。

    なお、整理回収機構における回収益や第二日本承継銀行における再譲渡益が生じた場合には、再生債権者に還元することとしており、当該贈与額を調整する。

    (3) 資金援助の方法    日本振興銀行からの資産の買取り

    資産の買取額    52,929,992,426円

    買取りの対象となる資産は、第二日本承継銀行が承継しない資産のうち買取りの申込みがあったものであり、買取価格も適正なものと認められる。

    買取りは、従来同様、整理回収機構に委託して行う。

  • 「議決事項(案)1.」について、運営委員に対し質問・意見を求めた上で審議を行い、原案どおりに議決された。

2.日本振興銀行の資産の買取りを整理回収機構に委託する場合の条件に関する件

  • 担当部長より、以下のとおり説明した。

    本件は、当機構が整理回収機構に対し日本振興銀行の資産の買取りを行うことを委託する場合に提示する条件を定めるものである。その内容は、買取資産に係る利益が生じた場合は当機構への利益納付を求めることができること、また損失については当機構から補てんを行うことができること等、従来と同様である。

  • 「議決事項(案)2.」について、運営委員に対し質問・意見を求めた上で審議を行い、原案どおりに議決された。

3.整理回収機構に対する資金の貸付け及び債務の保証の限度額の変更に関する件

  • 担当部長より、以下のとおり説明した。

    本件は、整理回収機構が日本振興銀行の資産を買い取るための資金を調達することに伴い、当機構の整理回収機構に対する資金の貸付け及び債務の保証の元本総額の限度額を2,486億円に変更するものである。

    新たな限度額は、議決事項1.(3)の日本振興銀行の資産の買取り額、直近の貸付残高等を踏まえて設定したものである。

  • 「議決事項(案)3.」について、運営委員に対し質問・意見を求めた上で審議を行い、原案どおりに議決された。

以上

ページトップへ戻る