第212回預金保険機構運営委員会議事要旨

議決日 : 平成22年9月27日(月)持ち回り開催

議決事項

1.株式会社関西アーバン銀行による和解金支払いについての和解事前承認申請を承認する件

  • 株式会社幸福銀行から営業譲渡を受けた株式会社関西アーバン銀行より、大阪地方裁判所平成21年(ワ)第4463号の預金払戻請求事件について、和解金4万円を支払うことを内容とする裁判上の和解の事前承認申請がされた件に関し、類型案件に係る資金援助(金銭の贈与)の増額が可能な和解として承認すること。

  • 本件は、裁判所の和解勧試により、被告(株式会社関西アーバン銀行)が原告に対し4万円を支払うという内容の和解案が提示されたこと。

    それを受け、当機構は、裁判に係る審理の状況を勘案したうえで、和解金が4万円と小額であり、これ以上裁判を継続させて弁護士費用が嵩むより、現時点で和解に応じ裁判を終結させる方が、当機構の費用最小化に資すると考え、和解に応じることが相当と判断した旨を説明。

  • 「議決事項(案)1.」について、運営委員に対し、持ち回りで質問・意見を求めた上で審議を行い、原案どおり議決された。

(注)

類型案件とは、破綻金融機関に係る係争案件のうち、訴訟等が現実化する件数又は金額を予測することが困難な案件について、当初の資金援助を決定する運営委員会で、予め、類型、所謂パターンだけを議決し、その後、係争が顕在化し裁判等で損失額が確定した時点で、金銭の贈与の増額について運営委員会で議決を行うもの。

また、本件は、金銭の贈与の増額より前段階にあたる「和解の事前承認」に関する議決であるが、仮に運営委員会の了解なく当機構が和解を承認することは、本来運営委員会が決定すべき事項を実質的に当機構が認めてしまうという問題があるため、予め運営委員会の了解を得ておくことが望ましいという判断から、類型案件について和解等となる場合には、「和解の事前承認」と「金銭の贈与の増額」の2回に分けて運営委員会の承認を得ることとしている。

なお、この「和解の事前承認」に係る議決は、預金保険機構定款第11条第1項第29条の「その他委員会が特に必要と認める事項」に該当するものである。

以上

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